前回にも書いた通り、子猫さまとの距離は毎日のおもちゃあそびを通して近くなってきました。
そんな順調な毎日に思わぬ落とし穴が…。
子猫さまがねずみのおもちゃに夢中になって転がった拍子に、ひもが子猫さまの後ろ脚にからまってしまって…。
慌てた子猫さまは夢中でケージに駆け込む。
(子猫さまにとって安心・安全な空間はケージ内なのです)
ねずみ、ひも、竿が脚に絡まってる状態なので、子猫さまはプチパニック。
そのままケージの最上階まで一気に駆け上がる子猫さま。
すっかり興奮した表情でわたくしを睨んで「シャーシャー」と、ひさしぶりに大威嚇モード発動。
イカ耳全開で激おこです。
その状態でもまだ後ろ脚にはねずみのおもちゃが絡まっています。
子猫さまは興奮しながらひもを噛みきろうとしています。
そして、ものの数秒で、その糸を噛みきった子猫さま。
わたくしは手袋をしてそのおもちゃの竿をつかもうとしたら、強烈な猫パンチを指先に食らいました。
手袋に子猫さまの爪が食い込んでひっかかります。
そうこうしながらも、ねずみと竿を無事に回収。
絡まっていたヒモも切れたのですんなりとほどけて。
あれだけご機嫌に遊んでいた子猫さまですが、すっかり意気消沈でケージの最上階の奥の方に引っ込みます。
振り出しに戻ったかぁと、こちらも意気消沈ぎみにおもちゃを持って、イカ耳全開で激おこな子猫さまのまわりにちらつかせます。
しばらくは、そのおもちゃの誘惑にも無反応な子猫さま。
しかし、ネコに組み込まれた先祖元来のDNAには逆らえません。
「ネコごころ」てきには、怖い思いもしたし「いやよいやよ」とは思いつつも、DNAは正直です。
おもちゃの軌道にあわせて子猫さまの頭が動き始めます。
やがて、おもちゃのスイングにあわせて子猫さまの頭も大きくスイングします。
かなしき本能です(笑)
そんなこんなで数分後…。
ケージから出てきておもちゃを追いかける子猫さま(笑)
がっつり嫌われて、また振り出しに戻ったかとがっかりしましたが、
良かったです。