ワタクシゴトですが、
このたび、
Xマウント一式とX100Vを手放しました。
2012年の10月くらいにX-Pro1を購入し、わたくしのFUJIFILM生活がスタートしてから11年。
つねにわたくしの傍らには富士フイルムXマウントのカメラがありました。
そのなかでも、X-Pro1と一緒に購入した「XF35mm F1.4」が一番長いつきあいでしたね。
購入したカメラ達は、
X-Pro1、X-T2、X-Pro3。
X100S、X100V。
それぞれに思い出があります。
特に、X-Pro3とNOKTON 35mm F1.2 X-mountの組み合わせは個人的に最強で。
OVFで撮るのもとても楽しかった。
最高にお気に入りのカメラでした。
できれば手放したくはなかった。
X-Pro3は故障しても修理してずっと使っていきたいと思っていたカメラでした。
売却する直前まで、ほんと、後ろ髪を引かれる思いで…。
ただ、ここ一年くらいの富士フイルムの動向をみているとなんかあれでして。
もう、こういうギミック満載で撮影体験を楽しむカメラの方向には行かないんだろうなと。
多少使いにくくてもFUJIFILMのカメラで撮影するのが楽しいから、FUJIFILMのカメラを選んでいたのだけれど。
なんかね。
あれだけ人気のあったX-E4をサクッとディスコンして、続いてX-Pro3もディスコン。
X100Vなんか長期にわたり受注停止で、実質ディスコンみたいなものだし。
X-Pro3の背面液晶問題とかGFXのバッテリー問題(GFX100等のバッテリーをなんの告知もなくサッサとディスコン)とかを色々みていると、企業の顧客に対する姿勢とか自社の製品に対する愛情とか、なんとなく富士フイルムの方向性が変わってきたような気がするので、いい機会だから自分自身の富士フイルムのカメラに対する距離感も変えようかなと。
自分の勝手な推測ですが、いまのFUJIFILMだと、X-Pro3やX100Vのようなギミック満載の機種は(部品不足を理由に)さっさと修理対応を打ち切るんじゃないかなと。
なら、問題なく動く状態のときに、高値で売れるこの時期に見切りをつけて手放すのが吉かなと。
色々とリサーチすると、故障が多い感じですし。
複雑なOVFまわりの耐久性とかも不安ですしね。
この辺の推測は完全に自分の独断と偏見ですので、誤解の無いように。
それに、開けばそのうちに確実に壊れるであろうX-Pro3の背面液晶をまったく開かずに使い続けるのも地味にストレスですし。
そのかわりに、GFX50S II をFUJIFILMのフルサイズ機として、ツァイスやコシナのMFレンズをつけて撮影を楽しめばいいやと。
もちろん、ラージフォーマット機としてはGF80mmを装着して楽しめますし。
GFX50S II のじっくりまったりな撮影スタイルも好きですし、なによりもシャッターフィーリングが心地よくて気に入ってます。
「撮ってる感」満載ですし(笑)
ただ、高画素機ゆえにEVFの貧弱さがあらわになるので、GFX100Ⅱの超高性能らしいEVFはうらやましい…。
GFX50S II の後継機にあのファインダーが搭載されんかなぁ、されんよんぁ、富士のことだから絶対(笑)
話はズレますが、純粋に撮影体験を楽しむならM型ライカなのでしょうけど、にしても高いですね…。
また値上げみたいですし。
中古もバカみたいな値段だし、しかもタマ数もないし。
円安もすさまじくて…。
世の中的には何もかも不足に値上げに円安に。
もう、うんざりですね。
ってことで、ちょっと話はズレましたが、X-Pro3とXマウントレンズ一式とX100Vを売却したという報告でした。
いままでありがとう、Xマウント、X100系。
写真を撮ることの楽しさや面白さを沢山教えてもらいました。
ほんとうにいいカメラでした。
感謝です。
お元気で。