X-Pro3+NOKTON 35mm F1.2 X-mount
デジタルになるとなかなか出番の少ない露出計。
セコニックのツインメイト L-208という露出計をフィルム時代は使っていたが、今では防湿庫の肥やしになっている。
ツインメイトのL-208は反射&入射の両方で測定できるし、コンパクトだし見た目もお洒落で気に入ってはいるが、如何せん、刻まれている文字が小さいので老眼にはキツイ(笑)
特にISOなんかはさっぱり見えん。
ふと、以前にiPhoneに入れてあった露出計アプリを思い出して新しいiPhone 13 miniへインストールしてみた。
昔ながらのアプリは開発が止まって放置される事が多いが、「myLightMeter PRO」は今もアップデートされていて普通に使えた。
昔のフィルムカメラで使いやすいクラシックモードと細かい数値で測定できるPROモードがあるが、自分はプロモードで使用。
クラシックモードはツインメイトと同じで文字が小さくて見にくい(笑)
数年前のiPhoneに比べてiPhone 13はカメラの性能が上がっているので、結果的に露出計としての精度が以前よりも上がっているような気もするし、iPhone4とかiPhone5時代よりもインカメラの性能が格段に上がっていると思うので、入射光での精度が高くなっている気がします。
そして、Touch IDからFace IDになったおかげでサクッとアプリを表示(起動)させやすくなったのもいいですね。
アプリを起動したままロックしておけば、ロック画面で下から上にサッとスライドすればすぐにアプリが使えますし。
特に、iPhone 13 miniはコンパクトなので片手でサクッと持って計測できるのでとても相性が良いです。
デジタルになっていちいち露出計で計測しながら撮影する必要も無いのかもしれませんが、明暗差の激しい所とかは反射&入射で露出を測ってから撮影した方が良い感じに決まりやすいし、何よりも、光を読んでダイヤルを動かして数値を合わせ、ファインダーを覗いてシャッターを切る。
この一連の所作がまた楽しかったりする。
じっくりと被写体に向き合い、カメラに向き合いながら撮影するゆったりとした時間がまた良いのですよね。
まぁ、こういうことをするのはたまにですけど(笑)
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