…も乾かぬうちになんとやら…。
散々、コンパクトで軽い方が良いとか言っておきながら…(笑)
駄菓子菓子、自分的に「時は来た!」のです。
やはり、「センサーが」大きいは正義です(笑)
もちろん、「ボディ&レンズが」軽いは大・正義ですが。
その辺はトレードオフですよね。
巷では富士のAPS-Cの4000万画素機が何かと話題になっていますが、個人的にはAPS-Cでの高画素化路線はあまり興味が無く、それだったらと前から気になってたラージフォーマットはどうだろうと色々と検索し出したら…、
いつもの悪い癖が発動しました(笑)
じつはGFX50SⅡが発売された当初に都会に行ったついでに現物を見て、カタログももらっていたんですよね。
なぜか、その後に「GFX50SⅡ完全読本」とか買っていますし。(笑)
当時は、いち富士機ユーザーとして、頂点方面のカメラのポテンシャルを知っておきたかっただけなんですが。
まさか、1年後にラージフォーマット機を手にしているなんて、夢にも思いませんでした。
展示機を触りながら、心の中でなんども「重っ!」「でかっ!」「たかっ!」を連呼していましたし。
そんな自分が…、まさかねぇ。
フジのラージフォーマットは「中判スタイルとは言っても、フルフレームの1.7倍しかないじゃん」的な事がたびたび言われていますが、自分にとってはAPS-Cからの変更なのでセンサーサイズ的にはざっと4倍。
APS-C機では黒飛び&白つぶれ…、あ、逆か…は、作風と捉えて別に気になりませんが、やっぱり階調が豊かでフィルムライクなハイライトの粘りのある写り、中判のような空気感のある写りへの憧れはありました。
それに、GFX50S IIのカタログが結構良かったんですよね、このページ。
この階調の塩梅がずっと記憶に残っていて心の中でなんとなくいいなぁとは思っていました。
ちなみにこれ、キットレンンズなんですよね。
(上の写真はX100Vで撮影してISOは12800なので階調の参考にはなりません)
以前のように都会に住んでいて路地裏スナップがメインなら躊躇したかもしれませんが、ど田舎で自然まみれな生活だと風景を撮る事が多くなるので、それならラージフォーマットは面白いかなぁと。
山奥ストリートスナップ(未舗装)時々、海岸線スナップに最適かと。
地図的なカメラ屋さんのサイトにGFX特集が沢山あり、それらを見ているとボディブローのようにジワジワと効いてきて、気がついたら寝ても覚めても状態(笑)
昨今の「なんでもかんでも品薄」な「不足」状態であらゆるものが値上げされていて、SONYやNikon、最近ではCanonのカメラやレンズもぞくぞくと値上げされている模様で、富士もそのうちに値上げするんじゃね的な思いで、だったら今のうちに買ったほうがいろんな意味で幸せになれそう、しかも下取りで本体50,000円引きとかやっていたので、「今でしょ!」となり思わず注文。
お気に入りのX-T2を泣く泣く下取りに出してなんやかんやで9万くらい安く買えました。
さくっと到着したGFX50S IIにキットレンズのGF35-70mmを装着してみると…、
うん、なかなかの重さです(笑)
X-Pro1を使う以前はNikonのD700を使っていたので懐かしい重さです。
自分は両手首が壊れていて基本的に箸より重いものはNGなんですが(笑)、ま、なんとかなります。
キットレンズの写り自体は、「すげぇ!」とまではいきませんが、ラージセンサーならではの階調はさすがです。
フィルムシミュレーションのPRO Neg. StdやETERNAの表現の幅が更に広がった感じです。
シャッターフィーリングやシャッターショック的なのもやはり中判チックですし、ブラックアウトも長いですし、今まで以上にじっくりゆっくりな撮影になりそうです。
ちょっとした事がきっかけで、瞬発的にラージフォーマットに手を出しましたが、この世界もなかなか楽しそうです。
まぁ、金額的には清水の舞台から転げ落ちて軽く数カ所骨折レベルですが。
20万円台のカメラでも購入には散々悩みますが、その倍以上ですからね、まぁ悩みました(笑)
趣味にそんな金かけてどーすんだって散々自問自答しました。
ただ、自分自身ここ数年、様々な事があって人生観が色々と変わったし、いつまで生きられるかも分からんし。
だったら、一度しかない人生、少しでも悔いなく、気になったらやりたい事に突き進む(笑)
おおげさ(笑)
そんな感じです。