FUJIFILM X100V Velvia
換算50mmや75mmのレンズなら、じっくりと撮影する頻度が上がる。
じっくりと撮る時にX-T2のEVFは大きくて見やすいので良い。
スナップには換算35mmが個人的には好み。
そしてスナップなら出来るだけコンパクトで薄いカメラが良い。
でも、個人的にファインダーは必須。
純粋にファインダーを覗いて撮影するのが楽しいから。
自分の場合、ポケットに入るサイズとかのこだわりは無い。
ファインダーがあって見た目が好みという事が重要。
なので必然的にX100Vに。
(「X100V?、デカくね?」的な、ごもっともなご意見は受付けません。)
でも、以前にX100Sを手放している事もあり、初めはX100V自体にはそれほど興味は無かった。
たまたまX100Vの記事を見たらエッジや質感が変わり、シルエットがだいぶソリッドになっていて完全に見た目でやられた(笑)
X100Vが以前の形状のままだったら、ひょっとしたら買わなかったかも。
買わなかったかもと言うより、そのソリッドな見た目に惹かれなければそれ以上調べる事もしなくて結果的に買わなかったかもが正しいかな。
現物を見る事も手にする事も無く勢いだけで買いましたが、実際に手にしてみると自分にとって所有満足度の高いカメラです。
しつこいけど見た目大事(笑)
正面もだけど、特に上からの見た目がね。
唯一、残念なのがシャッター音。
実物を手にしないで買ったので、「お願いだ、いい音になっててくれ」と期待しつつシャッターを切ったが、「チャッ!」って相変わらずのサウンドに「ですよね〜」と残念な気持になったのは内緒です。
実際の使用感としては、日常スナップ的な感じならX100Vのファインダーを気分でEVFやOVFに切り替えて撮影するのが楽しい。
X100Vだと晴天の日中はEVFが見にくい事もあるので、そんな時はOVFでサクサク撮っていく。
OVFなら、ありのままの景色(光)を見ながら撮影できる。
X100Vの画角でのOVFは倍率的にもベストなのではと個人的に思う。
それにX100S時代より進化しているのでOVFでも右下の小窓でピントの確認や微調整も出来ますしね。
新機種が出ると、「今回のEVFは画素数ガァ~」「何万画素に増えてェ~」などと話題になり、こちらも「ほうほう」「ふむふむ」などと期待はするが、結局、晴天時でのスナップ撮影ではどうしてもEVFは見にくくなる。
もちろん、どピーカンの眩しい屋外じゃなければ見やすくなっていますよ。
ただ、X100系はカメラの形状的にアイピースの深さが無いので、晴れた屋外では光が入りやすい。
なので、EVFとOVFの切替機能は「撮影を楽しむための趣味性の強い機能」としてだけでなく、実用性も高いと個人的には思っている。
(追記)
設定でナチュラルライブビューという項目をオンにするとフィルムシミュレーションやホワイトバランスが反映されず、階調がソフトになって逆光でも見やすくなるみたいですね。
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