FUJIFILM X-Pro3 + XF60mm F2.4 R
X-Pro3になってOVFの倍率が0.52倍に固定になリました。
なので、倍率固定なX-Pro3で普通に問題なくOVFを楽しむなら、純正レンズの画角的にはXF23mm~XF35mmくらいですねーって話になったそうです。
しかもOVF時にOVF画面の右下に自身のレンズが写り込んでケラレが生じるのでXF23mmあたりではF2のレンズが良さそうですねと。
実際、OVFでのサクサクスナップを考えるならが開放F値1.4もいらないでしょうし、AFスピードが速くてケラレも少ないF2スタートのコンパクトなXF23mmF2やXF35mmF2を選ぶのが正解だと思います。
(各レンズの描写の塩梅とかは別にして)
しかし、せっかくなので今回はマニアックな使い方と言うか普通の人はあまり使用しないであろう、XF60mmでのOVF時のブライトフレームの枠の塩梅をご紹介していきたいと。
XF60mmF2.4のレンズは巷では「写りはいいよね~」とすこぶる評判の良いレンズですが、「AFがおっそいよね~」、「室町時代なら爆速なんだけどね~」って事で人気はあまりなさそうなレンズです。
ただでさえXF56mmとかXF50mmとかの新しいレンズが色々と出てきた中で室町速度なAFのXF60mmレンズを欲しがる人はかなり少ないと思います。
その中で中望遠の60mmの画角でOVFを使いたいと思う人は更に少ないかなと。
今回は数少ないXF60mmを欲しがっている人でなおかつ意地でもOVFで使ってやりたいと思っている、100万人にひとりくらいしかいなさそうな方のために記事にしてみました。
記事にするとは言ってもたいそうな記事ではなく、ただ60mmの画角のブライトフレームの見え具合、大きさをシェアして行こうかなと思っただけです。
まずこちらの画像はX-Pro3で表示される各画角ごとのブライトフレームの枠の一覧です。
実際にX-Pro3のファインダーを覗いて正面を見た時に目で見える範囲にトリミングをしています。
ブライトフレームの一番大きな枠が23mmでX100Vも同じ大きさです。
普通に正面を見ると23mmの枠が視野のギリギリですが、四隅を覗き込むと見える範囲が広がるので、無理をすればXF18mmとかでもいけそうですね。
自分はX-Pro1時代にXF14mmをそんな感じでOVFで使っていましたし。
しかし、実際にX-Pro3にXF18mmを試していないので、あくまで自己責任でお願いします。
画面の右下で画面の1/9くらいを覆っている黒い塊はXF60mmレンズです。
純正のフードをつけたら更にケラレると思いますが、自分はXF35mmF1.4のフードを装着しているのでケラレの塩梅はこんな感じです。
一番小さなフレームは90mmですが、自分的には90mmの画角でもいけそうです。
ただ、XF80mmとかXF90mmはすこぶる良いレンズだとは思いますが、自分には長くて重たくてでかいので使うことはありませんが。
こちらの画像がXF60mmの時のOVFのブライトフレームの枠です。
XF60mmの枠はOVF上で見える範囲全体の約1/9ですが個人的にはこれでも問題ない感じです。
右下の装着レンズにケラレなくて逆に良いかなと。
60mm(換算90mm)の画角的に距離感的にこのフレームは圧迫感がなくて良いです。
散歩をしながらOVF上の0.52倍の景色を圧迫感なく撮りたい時にこのOVFは良いです。
ま、取れた画は紛れもなく90mmの画角なのでドンと来ますけど(笑)
撮る時は自然に景色を切り取れます。
中央の小さな枠がフレームだったら流石に何撮ってるか分からないレベルなので無理ですが(笑)。
右下にERFを表示させてピントも確認できるのでXF60mmでも個人的には問題なくOVFで撮影できますね。
もちろん、時と場合、いわゆるひとつのTPOをわきまえてOVFとEVFは切り替えて使いますが。
XF56mmとか50mmF1とかの方が人気的にはあるとは思いますが、XF60mmはコンパクトだし写りも良いしで本当に良いレンズだと思います。
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