とうとう、X-Pro3がディスコンになったようで。
「ようで」というか、正式にX-Pro3が販売終了となりましたね。
2019年の冬に登場して、2022年の冬に終了。
約3年という、長いようでそうでもなかった販売期間。
色々と話題になったカメラだと思います。
自分はまだまだ我が家のX-Pro3を愛でていきたいので、どうか背面液晶よ、壊れないでおくれ。
そう言えば、「なにがし(NANIGASHI)」のレリーズボタンが良い感じで下地の真鍮が見えてきました。
NANIGASHIのレリーズボタンは「純正?」っていうくらいDR(デュラテクト™なブラック)のX-Pro3にマッチしていて非常にお気に入りなのですが、使い込んで更にお気に入り度がアップです。
あと、ディスコンとは関係ありませんが、以前にYouTubeか何かで写真家の塙さんが「X-Pro3のISOダイヤルを持ち上げて回すのが煩わしい」的なことをおっしゃっていました。
確かにX-Pro3のISOダイヤルは持ち上げた状態をキープして回さないといけないので少々やりにくさはありますね。
咄嗟の時にサクッと変えにくい。
とくにISOの幅が大きい時、ISO160からISO1600とかに変更する時など、一気には回せないので、何度が上げ下げしながら変更します。
その点、X100Vはダイヤルを持ち上げた状態で固定されるのでX-Pro3よりかは回しやすいです。
けれど、X-Pro3は背面液晶もひっくり返っていて、ただでさえ普通の人にとっては使いにくいカメラなので、個人的にはそれもありかなと。
そもそもフィルムカメラは特殊な方法を使わない限り途中でISO感度を変えられませんしね。
なので、ひと手間あっても逆にフィルムライクでいいかなって捉えています(笑)
ISOを変えているよ感が強いのもまたX-Pro3で撮ってる感が増して好きです。
どーしてもISO感度をサクサク変えたいって時は、ダイヤルを「C」にすればコマンドダイヤルで変えられますしね。
コマンドダイヤルなら拡張でISO80とか100とか使えますし。
そんな感じでクセが強いカメラなので、買ったは良いけど「じゃない感満載」すぎて、以前は手放す人が続出しました。
一時期はマップカメラ等で中古の在庫が凄いことになっていましたし(笑)
今は何から何まで不足な世の中なのでマップカメラの「ほぼ新品と同じ値段じゃね?、ってか、新品より高くね?」的な中古が売れているっぽいです。
とくにディスコンになったので尚更。
なんかもう、何から何まで不足過ぎて本当にめちゃくちゃな世の中ですよね。
うんざりします。
そんなこんなで、世の中的には「さようなら、X-Pro3」ですが、
自分的には、「これからもよろしく、X-Pro3」です。