散り際

DSCF3674
X100S

ボクシングの長谷川穂積選手…。

とても好きな選手なので祈る思いで見ていましたが、また打ち合ってしまった…。
今回は勝ちに徹するって陣営の戦略を聞いたので、足を使ってスピード重視のカウンター狙いかなと思っていたら、ロープ際でドツキ合いを…。
気が強いだけにすぐに応戦してしまう。
インファイトの乱打戦と言う相手の土俵で見事に豪快なフックを食らって…。
フラフラになりながらも戦い続ける勇姿。
最後は力なく倒れる姿に目に汗をかきました。

眼窩底骨折に尾骨骨折…。

打ち合わなければとか「たられば」を言ってもしょうが無いんでしょうね。
今まで勝ち抜いて来た人間だから見える世界、
もう、そこで(相手の土俵で)勝たないと意味が無いのかな。

長谷川選手のブログを見たら計量前は相当減量がキツそうな表情をしていました。
試合直前も非常に引きつった顔をしていて、チャンピオンだった頃の余裕の表情と全然違った。

世界チャンピオンで連勝中の、世界ランキング1位とか3位とかの相手をいとも簡単にKOしていた、あの研ぎ澄まされた動きはもう…。

体力・気力がピークを保てる時期って、極限のレベルで戦っているだけに短いのでしょうね。

いままで沢山の感動をもらいました。
しびれる試合を何度も見せてくれました。
ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました