X-Pro3にXF60mmF2.4のレンズを装着してOVFでの見え方に続き、今度はMFレンズの「C Sonnar 50mm F1.5 ZM」を装着した時のOVFの見え方をご紹介。
XF60mmの時は純正のAFレンズですので、OVFにしてもブライトフレームが撮影距離に合わせて動いてくれますが、今回のゾナー先生はMFレンズですのに距離に連動してブライトフレームは動きません。
ただ、自分が以前に使用していたX-Pro1では出来なかったレンズ名が登録できたり、ブライトフレームの輝度をマニュアルで変更出来るようになりました。
輝度が変更出来るのは非常に良いですね。
こちらが「C Sonnar 50mm F1.5 ZM」を装着した時に表示される50mm(換算75mm)の画角のブライトフレーム。
(実際にX-Pro3のファインダーを覗いて正面を見た時に目で見える範囲にトリミングをしています。)
距離に連動してブライトフレームが動かない代わりに近距離用のフレームも表示されています。
近距離とは言ってもなかなかの距離までは右下の細い枠のブライトフレームが合うと思います。
(もちろん最短撮影距離付近では更にズレが大きくなります)
右下のERFには中央のAFフレームが拡大されて表示されるのでそこでピント合わせが出来ますし、表示も3段階で大きさを変えられるのでピント合わせだけでなく全体像も確認出来るしでX-Pro1時代から比べたら信じられないぐらい進化していて、MFレンズでも問題なくOVFで撮影を楽しむことが出来ます。
余談ですけど上の画像に表示されている距離指標は動きません。
純正レンズをMFで使う時に機能します。
最も、MFレンズにはレンズに距離指標が刻印されているので、そこでサクッと合わせるので問題ありません。
X-Pro3に純正のAFレンズでの撮影も楽しいのですが、この「C Sonnar 50mm F1.5 ZM」はヘリコイドのトルク感が本当に絶妙で「ファインダーを覗いてマニュアルでピントを合わせてシャッターを切る」と言う一連の所作が特に楽しめるレンズです。
X-Pro系のカメラは本来、OVFだったり色々なメーカーのマニュアルレンズだったりを楽しむ事を売りに登場したカメラだったと思います。
カメラの売れない時代ですから大衆のニーズに合わせて手ぶれ補正だとか動画に力を入れていくのもわかりますが、純粋に写真を撮る楽しさを味わえるカメラもフジフイルムには作り続けて欲しいと思います。
しつこいですけど、X-Pro3はホントいいカメラです(笑)
もちろん、我が家にあるX100VもX-T2も同様に楽しくて良いカメラです。
簡単な紹介ではありますが、X-Pro3でOVFやMFレンズやオールドレンズを使ってみたい方の参考になればこれ幸いです。
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