くつろぐ仔猫


FUJIFILM X100V

軒下で親とはぐれたっぽい子猫を保護したのですが、激動の数週間でした(笑)

6月の中旬、夜中に子猫の鳴き声っぽいのが聞こえるなと思っていた翌日の朝、草木に水をやっていると軒下のはじの方でゴソゴソと何か音がする。

ん?と思い、その方向に目をやると小さな物体が…。

なんだ?と思い近くに行くと、そこにはカフェオレ色の物体が。

その物体は軒下を右に左にモゾモゾと動いている。

人間の存在に気がついて本人的には必死に逃げている模様。

ヨタヨタ、ヨタヨタ、と本人的には必死感満載、他覚的には非常にもっさり。

さらに近づいて確かめると、そのカフェオレ色の物体は子猫ではありませんか。

「ありゃぁ〜どーしたー」と思いつつも近くに母猫がいるといけないのでひとまずそのまま放置。

縁の下を懐中電灯で覗いてみたが猫の気配は無し。

まぁ、うちの周りの野良猫はものすごく警戒心が強いので半径数十メートルには間違いなくいないであろう。

しばらくするとその子猫がにゃーにゃーと泣き出したので、そのうちに親が来るかな。

それから家を空けて夕方に再び軒下を確認したが子猫は見当たらない。

「良かった、母猫が連れて行ったのね」と安心しながら端っこにあるスコップの下を覗いたら…、

…うわぁ、

まだ子猫が居るではありませんか。

どうしよう…

なんかぐったりしてるな。

鳴くこともなくじっとしている。

さて、どうするか…

無闇に触れて人間の匂いがつくと母親は見捨てるかもしれないし。

かと言ってぐったりしているこの子をそのまま放置していいものだろうか。

迎えに来るかどうかも分からんが、ひと晩様子を見るか…。

空を見ると目の前の電線にはトンビがスタンばってるし、近くにはカラスもいるし。

もし、フラフラと軒下から出たら襲われそうだな…。

非常に困った…。

以前にゴミ収集場の傍で死んでいる子猫を見ただけに尚更心が苦しい。

スコップをどかして子猫に近づいてみる。

逃げてくれたらそのままにしようと思ったが、一切動かない。

ヤバイな、これは保護しないと死んじゃうかも。

以前にも近所の家の納屋で子猫が死んでいたって聞いたし…。

って事で覚悟を決めて手に取り家の中に連れて行く。

ただ、入れたは良いが、子猫にあげられる食べ物や牛乳的なものが一切ない。

唯一、あげられそうなものはシーチキンだが…。

念のためググってみたら、見事にNGらしい。

脂が多すぎる的な感じで。

こりゃ、とにかく動物病院を調べてダッシュで連れて行かねば。

って事で電話したら診てくれるって事で、動物病院へGO!

診察時、最初は先生が持ち上げてもほとんど動かなく、人生を諦めたような目で遠くを見てるし、

先生も「ちょっとまずいかな」と。

ひととおり見ても反応が薄く一気に不安な気持ちになったが、指に餌をつけて与えたら食べ始めた。

おおおおおお、よかった。

そこから急にがっついて餌を食べ始め、最後にはシャーシャーと威嚇まで始めた(笑)

いっちょまえに力一杯威嚇はするけど、手を出したり噛むことはしないので秒で捕まえられるが(笑)

先生も「これなら大丈夫そうだね」って事で一安心。

大きさや歯の生え具合から生後1ヶ月くらいらしい。

2週間くらい様子を見てから血液検査等をしましょうと。

ノミを駆除する薬をつけてもらい、餌ももらって(購入)帰路につく。

途中、大型スーパーに寄ってネコ用のトイレ等、とりあえず必要そうなものをいくつか揃える。

今日まで猫の世話をするなんて考えもしていなかったので何を買ったら良いのかわからん(笑)

30年以上前に親が飼っていたけど当時就職したてで都会へ出ていたので盆と正月くらいしか猫には会わず、顔を忘れられて腕を派手に引っかかれた記憶しかない(笑)

猫や犬は大好きなのでYouTubeで毎日動画を見ているが見るのと飼うのじゃ全く違うし。

ねこあつめってiPhoneのアプリは昔に夢中になってやってはいたがそれも参考にならんし(笑)

ってな事で、てんやわんやな日常が始まりました。

ひとまず、「子猫発見から保護〜動物病院へ連れて行く編」はここまで。

次回は「母猫が子猫を回収に来た」編です。

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