去年の冬に撮った写真なので、景色が寒々しい。
↓下の二枚の写真はフィルムで撮っていた頃を思い出し、(こんな感じの色味を意識して)Capture Oneでチャチャっと調整してそれっぽくしてみた。
フィルム特有のシャドーの色味は寄せられても、フィルムならではのハイライトの粘りは出せません。
富士のカメラはダイナミックレンジを広げる設定があり、一時期DR400とかにして色々試しましたが、やっぱりなんか違うし、ベースの感度が上がるしで結局戻しました。
自分の場合、ハイライトが飛ぶ事自体は嫌いでは無い。
何がなんでもハイライトのディテールを残したいとかそんな感覚はない。
むしろ、いい雰囲気でハイライトが飛んでいる写真が好きだ。
モノクロは特に。
解像度云々も然りで、あくまで写真自体の雰囲気が重要なわけで。
解像度が甘かろうが、軽くピンボケしていようが自分の好きな雰囲気の写真が一番なわけで。
よく写っているけど、写りすぎない、でもいい塩梅な写真。
自分でも何言ってんだかわかんなくなりますが、そんな感じの写真が撮れるのが今まで使ってきた富士フイルムのカメラなのです。
褒めてんだか、ディスってんだか分かんなくなったところで、終わりにしたいと思います(笑)
一つだけ言えることは、眺めても触っても撮っても楽しいのが個人的に富士のカメラだってことです。
お気に入りのカメラです。
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