今回はX-Pro1でMF(マニュアルフォーカス)時のEVFの見え方とか倍率とかについて軽く。
X-Pro1のファインダー内や液晶画面はGRD4のマクロで接写したので実際に見るよりかは画像が悪いですが、あくまで参考程度にとどめて頂けるとこれ幸いです。
X-Pro1のEVFは約144万画素。
使用レンズはXF 35mm F1.4 R。
まず、こんな感じの距離の被写体をMFで狙います。
純正のフジノンレンズならMFモードでも親指近辺にあるAF-Lボタンを押すとAFが効きピントを合わせてくれる。
その状態からフォーカスリングを回してピンを追い込むと。
まずは背面液晶(3インチ約123万画素)での拡大表示↓
こちらは3倍表示↑
で、こちらが10倍に拡大した場合。↑
カメラで撮ったので実際に見る画像よりは劣化していますが、実際に見た時はピンの山はわかると思います。
被写体の種類によっては見にくい場合でも、ピンを前後すれば山のてっぺんは分かるかと。
つぎにファインダー内のEVF。
こちらもGRD4をファインダーにひっつけて撮影。
(トリミングしています)
まずは3倍
こちらは10倍
最後に撮った画像を背面の液晶で最大拡大表示した場合。
(RAW+Jpegで画素数最大モード)
と言う感じです。
現状ですと、AFモードからフォーカスリングを回してMFモードになるフルタイムMFは装備されていませんが、MFモードでもAFを使えるのでそれで代用という感じでしょうか。
カメラ前面にあるフォーカスモードをAFからMFに切り替える必要がありますが。
私的にはこのX-Pro1のEVFでも特に問題はありませんが、来月中旬に発売予定のX-E1は約236万画素の有機ELファインダーらしいですから、購入予定の方は楽しみですよね。
水平見かけ視界も広くなりそうですし、視度補正ダイヤルも搭載しますし。
X-Pro1には視度補正ダイヤルが無いのですが、New FM2に買った接眼補助レンズを流用出来るので、それを装着してOVF時にもくっきり見えます。
X-E1のEVFはよりにじみの少ない有機ELファインダーなんですね。
今回の記事はこのにじみが気になったので記事にしてみました。
たしかにX-Pro1のEVFファインダーはよく見れば若干のにじみはありますが、ピンの山を狙えないほどでは無いし、ピンを前後すれば山はつまめますしね。
このにじみって、EVFの宿命なのかも。他メーカーの機種でもにじみますしね。
でもEVFの精度が上がることは良いことですし、その技術がX-Pro2、X-Pro3に生かされることを期待します。
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