GFX50S II のEVFとか使い心地とか【1年使って思うこと】

GFX50S II を購入して約1年が経ちます。

ブログにはほとんど載せてはいませんが、田舎の山奥のあまりに普通のなんて事ないふつうのふつうすぎる景色は色々と撮ってきました。

ただの記録として。

ただの記録にGFXは贅沢なんですけどね(笑)。

暑い時期は写欲が減退するので、ほとんど持ち出しませんが…。

約1年ほどGFX50S II を使って思うことは、やっぱりラージフォーマットならではの表現力が「自分は」お気に入りです。

あくまで、「自分にとっては」です。

カメラとしての総合力で言ったらNikonとかSONYとかのフルサイズ機のほうが圧倒的に使いやすいと思います。

センサーサイズの違いも、「フルサイズとたいして変わらん」って思う人も多いでしょう。

風景写真とかなら差が出やすいですが、日常スナップならよけいにそう感じると思います。

ただ、そのへんは「たかが or されど」の違いでひとによって感じ方が違うと思いますし、普通に撮っていると、たかがが6割、されどが4割な時も多いです。

でも、自分はその4割な「されど」を求めてGFX50S II を使っています。

写りの雰囲気だったり奥行き感だったり、光のとらえ方だったりが、やっぱり違う気がします。

もちろん、お思い込み要素もあるでしょう。

でも、その思い込みこそが趣味の楽しみ方だと自分では思っています。

とかいいながらも、純正レンズ以外にコシナ等のMFレンズをつけて、「富士フイルムのフルサイズ機」としてもGFX50S II を使っています。

むしろ、最近ではそっちの使い方のほうが多いかも。

軽いですし。

フルフレーム用レンズを無理にラージフォーマットモードで使う事はあまりしませんので、基本的にMFレンズは35mmフレームモードで使うことが多いです。

ただ、7:6とかの比率で撮りたい時にはラージフォーマットモードで使うこともあります。

レンズにもよりますが、7:6なら四隅のきつめの周辺減光がうまくカットされますし。

フルフレーム用レンズをAPS-C機につけて中央部のおいしいところだけを使うって楽しみ方もありますが、フルフレーム用レンズ本来の画角で本来の描写を楽しみたい時にはGFX50S II に装着すると。

そんな感じで、GFX50S II ならラージフォーマットとフルフレームの両方を楽しめます。

気分が乗りにのって重いレンズもなんのそのな気分ならGF80mmをつけて。

ちょっと軽い気分で行きたい時は、ツァイスやコシナのコンパクトなMFレンズで。

ときどき、Leicaのオールドレンズをつけてロマンに浸ったりと。

そんな感じでGFX50S II を楽しんでいます。

過去にフルサイズ機のNikonのD700とか使ってきました。
やはりフルサイズ機はAPS-C機に比べて写りの余裕がありますし、描写力も違うと感じていました。

それでもでかくて重いフルサイズの1眼レフ機とコンパクトなAPS-C機を天秤にかけると、普段のスナップにはAPS-C機が楽だし、富士フイルムからX-Pro1が出てそのカメラを使うようになって、出てくる写真の雰囲気に魅了され、富士愛てきなものが芽生えるし(笑)

当時のFUJIFILMのカメラには希望と魅力と可能性がありましたしね。

そんなこんなで「軽い」富士機を使いだして、結局、「重たい」GFXまで到達すると(笑)。

そのなかでも、GFXとGF80mmの組み合わせは自分にとっては唯一無二な存在で、やっぱりこのレンズの描写はとても好きです。

とても重いですけど。

それにAF方面はなかなかのアレではありますが(笑)

GFX100Sだと違うのかもしれませんが、GFX50S II はとくに逆光時のAFがほんと使いものになりません。

廉価版(それでも高いけど…)ですし、しかたがないですよね。

なので、MFで拡大してピント合わせをしますが、EVFも残念なクオリティなので、(逆光時には)拡大してもピントの山がわからない事が多々あります。

MFアシストをフォーカスピーキングにして色を付ければ(アシスト頼みで)多少はつかみやすくはなりますが、なんか、撮ってて(EVF画面的に)楽しくないのでスタンダードにしていますが、それがよくないのでしょうね(笑)

EVFに関して言うと、スペック的には悪くない感じですが実質的にはスペックの6割ぐらいの性能じゃね?って感じです。

暗所(夜間の室内)とかの蛍光灯下とかだと特にジャギーが目立って見にくいですし、ノイズもたっぷりですし。

特に純正レンズでF値が2.8以降だとノイズ満載で見にくいですね。

GF35-70mmは更に…。

ダイナミックレンジに関してもシャドーはいいとしてもハイライト方面は思ったほどあれですし。

ただ、自分はフィルムライクな描写が好きなので、ハイライトの雰囲気がX系よりも良い雰囲気で飛んでくれるのでその辺も嫌いではありません。

それに、RAWなら飛んでもけっこう戻ってきますし。

そんな感じで購入約1年弱が経過してもGFX50S II は自分にとっては使っていて楽しいカメラです。

ただ、この手のカメラはファインダー(EVF)を覗いて撮る重要性や楽しさを求める人が多いと思うので、後継機のEVFは出し惜しみせずに良いやつを乗せてほしいですね。

EVFのクオリティのせいでシャッターチャンスを逃したり、ピントが合わないとか、せっかくのレンズ性能を使い切れないのは悲しすぎますので。

はなしは変わりますが、2Bチャンネルの動画で渡部さとるさんが購入された「Hasselblad X2D」を紹介していましたが、良いカメラですよね。

写真機本来の写真に特化して、ファインダーも見やすそうで。

色味もナチュラルで白が綺麗で、光の表現も素敵。

本体+レンズの貴族な値段に手も足も出ませんが、とても魅力的なカメラです。

そして、つい先日、GFX100 II が発表になりましたが、EVFが凄そうでうらやましいです。

動画機能を省いてEVFそのままな廉価版を出して欲しいなぁ。

たぶん、出しませんよね、出しても間違いなくEVFの性能は落としてきますよね。

FUJIFILMのことだから…(笑)

なんてね、

好き勝手に書きまくってほんとすみません。

この値段でラージフォーマットセンサーのカメラを出してくれただけでも感謝ですよね。

EVFがあーだこーだとか贅沢言っちゃいけませんね。

GFX50S II は自分にとって、ラージフォーマットセンサーのカメラの楽しさを教えてくれた貴重なカメラです。

ただ、なんどもしつこいですが要望として、EVFのスペックを妥協しない写真撮影に特化したラージフォーマットセンサーのカメラもお願いしたいです。

そのぶん値段が上がってもかまいませんので。

EVFがよければ撮影もより楽しくなるし、写欲もさらに上がると思うし、撮れる写真の精度も上がると思うので。

以上、好き勝手に書きまくった独り言をこのへんで終わりにします。

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