続・結局、X-Pro3 を購入


FUJIFILM X100V

前回の記事でも触れましたが、8月ぐらいの記事であーだこーだと書いたX-Pro3が、気がついたら、結局、我が家にあると言う。

まぁ、ずっと気になってはいました。

X100Vを買って持ち出していると尚更X-Pro3が気になってきますね。
X100Vが予想以上に楽しいのでね。

X-Pro3にズマロンを付けてCLASSIC Neg.やETERNAで撮ってみたいとか想像したり。

後、XF60mmの存在も大きいですね。

こちらも自分の予想以上の写りで、このレンズでも新しいフィルムシミュレーションを使いたい。
さらに、XF60mmをOVFで使いたいと言う変態的妄想も生じて。

背面液晶が裏向いてる件に関しては正直どうでも良くて、結構こまめに設定を変えたりするのでその時に不便かなぐらいで。

それよりも外観に関してはデュラテクトへの興味が大きかった。
DRブラックの見た目が非常に好みで。
車のアルミホイールとかのチタン色とか大好きなんですよね。

でも、写真だと色の塩梅が中々分かりづらい。
本当は実機を手に取れたら良いのですが、田舎だとどこにも置いてないので想像するしかありません。

ヨドバシやマップカメラの記事や、ギズモード等のYouTubeを見ては妄想を膨らませます。
マットで上質な見た目で極上の触り心地、でも手垢は半端ない&拭き取りにくい。

マットな感覚が好きな自分にはマットで極上の触り心地はよだれが出そうですが、スマホやカメラの液晶画面につく手垢は、「都度ガッツリ拭き取り隊」な自分には耐えられるのか問題が浮上します。

でも、写真家さんのYouTubeを見ると手垢が付いてもあまり気にならないとか、味になるとか、他人の手垢だと嫌だけど、自分のなら愛着が湧く的な話を聞く度にますます欲しくなる自分(笑)

オリジナルな一台的なフレーズに非常に弱い自分。
チタンは加工が難しくて調整は手作業らしいのでそれこそ同じものは存在しないらしい。
手に入れたX-Pro3はご縁な一台になるな、とか、ますます勝手に期待が膨らむ。

この辺まで来るともう、買うための口実しか探しません。
かつ、X-Pro3が我が家に来ることにより生じる楽しい未来を想像し始めます。

こうなると、「買わない理由はもはや見当たらない確変」に突入です。
確変というかフィーバー状態ですね、パチンコはやらないけど。

X-Pro3は発売から一年が経過しましたが、過去の販売サイクルを見ると3~4年周期なので買ってすぐに後継機が発売になって地団駄を踏みまくって床が抜ける等の悪夢の心配も無さそう。

それに富士フイルムのOVFに対するリサーチからのX-Pro3への実装具合を見ていると、ひょっとしたら後継機は出ないんじゃね?的な予想もし始めます。
次は無いかもだから、買っておかないと、的な精神状態に陥ります。

そうこうしていると、とある地図的なカメラ屋さんで富士専用の「オリジナルホットシューカバー プレゼント」をしているではありませんか。

しかも数量限定、単品販売は無し。

こりゃ、もはや運命だなと。

って事で、慌てて下取り査定からの仮見積もりからの仮購入確定状態へ。

ここからはさらに迅速です。

バババッと厳重に包装してクロネコニャマトさんの営業所へ出向き、サササッと発送。

翌日には下取りのブツが現地へ到着。
サクッと買取見積もりメールを受信。

買取金額に納得して確定ボタンを押す。
その他諸々な手続きをしてあっという間にX-Pro3が発送される。

呑気に構えていたので、慌ててアマゾーンで予備バッテリーと液晶保護フィルム、ソフトレリーズ等を注文。

翌日、X-Pro3が到着。

「はやっ!」

恐る恐る箱を開ける。

「やべっ、かっこいい」

ヤバイっす、このカッコよさは俺氏所有デジタルカメラ史上歴代1位だ。
(当社比ならぬ、俺氏比)

と、そんなこんなな激動の数日間でした。

行動に移すまでの妄想が結構長かったのですが、いざ動き出すと爆速です。

購入に至るまでのこういう楽しい妄想をしていると、日々苦痛な介護生活もちょっと精神的に楽になります。
ネガティブな精神状態を自発的にポジティブに変換するのは本当に難しいけれど、自分の場合は運良くX100Vのおかげで気分転換ができ、気持ちが楽になってきたので、X100V様様です。

ありがとう、X100V、X-T2。

そして、新たに加わったX-Pro3、

これからよろしく。

去年の今頃は本当に日々地獄すぎてカメラなんか手にする余裕も無かったけど、今年はカメラを持つ喜びが味わえているだけマシかな。
クリスマスに葬儀屋の営業の話を聞いたりして何やってんだろとか思いながらX-Pro3を愛でています。

次回は実際に手にしてちょっと使った感想などを。

コメント

  1. yokosuke より:

    X-Pro3、ご購入おめでとうございます!!
    ちょっと前に「Mamiya ZE Quartz」というフィルムカメラを買いまして、フィルムでもやってみようかなと、とりあえず軽いのにしようと何となくで選びました笑
    一番の理由がシャッター音とその振動でして、スマホでも何でも撮れる時代に、あえてカメラを使う理由がこれからの自分にとってはそこが愉しみかなと。あとはやっぱり現像待ちの時間ですかね、直ぐに見れないこともいいものだなぁと思える様になりました笑

    何が言いたいかといいますと笑、いままでは夜街を綺麗に撮りたくて、そしてジャスピン率を上げ失敗を減らすためにカメラを更新してきましたが、近年そこの上昇は以前程感じなくなりました。現在はα7IIIですが、そこら辺はもう充分満たしている感じです。ですが、カメラとしての愛着は湧いてきません笑 痒いところに手が届く的なレンズ(シグマ)も増え不自由さも解消された感じですがそれでも笑

    そこで、X-Pro3。いいなぁと!カラーリング、質感、シャッター音、これからの自分にいいんじゃないかなと思えてきてる次第です◎ デジタルガジェットではなくカメラで撮りたいんです笑

    • アバター画像 Photo714 より:

      yokosukeさん、ありがとうございます。

      まさか、自分がX-Pro3を買うとは(笑)
      散々あーだこーだとこのブログで書きながら、X-Pro4とかX-Pro5に期待するとか言いながら結局X-Pro3を買っている自分(笑)

      やっぱり気になっていたんですよね。で、気になってX-Pro3の記事や動画を色々と見ていると「カッコいいなぁ」と。

      で、気がついたら手元にありました(笑)

      Mamiyaとはなかなか渋いところにいきましたね。
      「シャッター音とその振動」、ほんとそこ重要ですよね。
      スマホの性能が上がって写真も動画も手軽に撮れますものね、スマホとの差別化はそういうところになってくると思いますし、自分の場合はまさにそこです(笑)
      やっぱり撮る行為が楽しくないと。

      描写力だったりカメラ性能だったりで見たらやっぱりフルサイズなα7系のカメラの方が優秀ですよね。
      自分も以前に一眼のフルサイズを使っていたので、APS-Cと比較するとフルサイズセンサーには写りの余裕を感じます。

      ただ、フジのカメラの場合は描写力だったりカメラ性能の他にフジならではの個性があります。

      その個性がX-Pro3では思う存分に発揮されて(笑)
      その代わり好き嫌いもハッキリしているみたいで。

      その分、気に入った時の愛着具合は半端ないです(笑)
      意味もなく何度も眺めるし手に持つし、軍艦部をスリスリするし。

      写真家さんとかも言っていますが、「何だかわかんないけど、このカメラで撮りに行きたくなる」と。

      ほんとにそうなんですよね。

      写真を撮りに行くのですから、やはり自分なりの納得した写真が撮りたいわけです。
      でも、X-Pro3の場合、もちろん、納得した写真が撮れたら最高なのですが、それ以前にX-Pro3で撮っている事自体が至福なのですよね。
      自分で言っててなんか気持ち悪いですが(笑)

      そういうカメラって富士フイルムかライカかなと。
      ただ、デジタルライカは貴族な値段過ぎて私には手も足も出ません…。
      LEICA Q2とか魅力ではありますが。

      >デジタルガジェットではなくカメラで撮りたいんです

      本当にそう思います。
      自分はガジェット好きではありますが、写真はカメラで撮りたいです。
      しかも自分の気に入ったカメラで。

      森山大道さんのように「カメラなんて写ればなんでもいい」とか言ってみたいですが、自分は一生無理ですね。
      好きなカメラじゃないと写欲が湧きませんし。

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