これと言ってたいしたものは撮ってないのに、フィルムが現像されるのを待ってる時間って何でワクワクするんだろう。
フィルムっぽい写りを楽しむのはVSCO Filmで十分に楽しめるのだけれど、フィルムカメラって撮る前から楽しかったりするんだよなぁ。
店でフィルムを選ぶところから。
カラフルで個性的なフィルムの箱を見るだけで何とも言えない高揚感。
あまり見かけないフィルムが並んでいたりすると意味もなくワクワクする。
ポートラ五本パックの値段を見て落胆とかもあるけれど(笑)
フィルムを買う気では無い時でもふらっと覗くと楽しいフィルムコーナー。
(最近は隅に追いやられ尚且つ品数も少ないけど…昔のMacコーナーを思い出すw)
さてさて、現像に出したXA3で撮ったフィルムの出来上がりがどんな感じか楽しみだ。
常温の防湿庫でひと夏(35℃オーバー)越えたフィルムだが…。
↑以前に書きためておいた文章なのでこんな事を書いていますが、 XA3の仕上がりが予想以上だったのでフィルム熱が再燃してしまったという…w
現像に出しに行ったり&受け取りに行ったりの面倒さや節約のためにラボで現像だけして家でスキャンとかしてたら、面倒だったり、埃がとれなくて「なんだかなぁ(阿藤快風)」って思ったりで、デジタル一本&VSCOでいいやって思っていたけど、郵送で簡単に現像できる良いところを見つけて、料金もリーズナブル、なおかつ、XA3の写りが予想より良くて、またフィルムをやる気になった。
デジタルと合わせて、撮るまでの所作が「おもつらい(死語なのだろうか…)」Rollei35Sや、パスパス撮れる(こんなシャッター音w)XA3でフィルムを使ってまったりと撮っていけたら、楽しみも増えるかなと。
このあいだ、Rollei35SとX100Sを持って撮り歩いたとき、Rollei35SからX100Sにカメラを持ち替えて撮ったら、まぁ、サクサク撮れてリズムの違いに自分自身で戸惑った。
ローライ35を使った後にX100Sを使ったら、超速写カメラに感じますよ、間違いなくw
あ、ローライ35も置きピン&露出固定なら速写ですけどw
やはり、デジタルは便利。撮った画をすぐに確認できるし、忘れないうちに色々と反省できるし。
しかし、フィルムのまったりとしたリズム、イチイチ露出を計って、イチイチ距離を測ってと、このイチイチな行為がまた楽しかったりする。
巻き上げレバーを巻き上げたときの音やシャッターを切ったときの音、手に伝わる振動、その音や振動になんとも言えない心地良さがある。
また、フィルム1本を撮りきってからカメラの蓋を開けてパトローネを取り出すときの、よくわかんないけど生じる達成感、
その後に新しいパトローネを詰める時の新鮮な気持ち。
デジタルも楽しいけど、フィルムもまた違った楽しさがある。
写真を撮るという行為も大ざっぱな手順も同じなんですけどね。
でも、違う楽しみがそこにはある。
あと、チョートクさんの「LEICA,My Life 」にも書かれていたけど、フィルムカウンターが残り10枚を示したときの午後感、とてもよくわかる(笑)
さすがにチョートクさんの書かれている「人生の午後感」と言うほどの大それた感覚では無いが、「普通に午後だなぁ、あとちょっとで終わっちゃうなぁ~」ってのはよくわかる。
コメント
いや〜 楽しそうですね^ ^
ワクワク感。自分に足りないのはそこかもしれません。フィルムには、デジタルにない色彩の偶然性要素(ムラというか笑)にワクワクする気がします。デジカメはVSCOなしではもう考えられません(笑)
カメラに限らず、デジタル物の進化に身体が慣れてしまうと、待つということが出来なくなることがコワイです。
yokosukeさん、
楽しいですね〜。
どうやって写ってるかが分からないので、待っている間に期待感と言うか、不安感と言うか(笑)、そういったものが色々と混ざって楽しいのかもしれません。
VSCOはVSCOで楽しいですよね。
確かにデジタルってとても便利で結果がすぐに分かることがとても魅力だと思います。
すぐに反省&修正点を確認できますし。
ただ、フィルムってなかなか一気には撮り切らないし(自分の場合)、撮った内容も薄く忘れたりしますので、撮り終わるまでの時間がかかっているぶん、現像まで時間がかかってもあまり気にならないかなぁと。