自分で撮った写真をプリントする楽しさ

数年前にインクジェットプリンターを購入してから、たまにプリントをしては自分の撮った写真を鑑賞して楽しんでいます。

それこそプリント自体は8、9年前くらいから「プリントしてみたい」と当ブログ上では何度も騒いではいましたが(笑)、置き場所問題等でその都度頓挫していました。

プリント欲が生じるたびに、「まんなか通るは中央線~♪」でおなじみの某量販店に出かけてプリンターや用紙を眺めては妄想を膨らませて。

そんなこんなな最中に実家で様々な問題が勃発して、写真どころでは無くなりすっかりカメラやプリントについて考えることもなく時は過ぎていきました。

そんな生活も数年が経過してそれなりに落ちついて来た頃にX100VとかX-Pro3を手にして、忘れかけていた写真欲がまた復活し、プリント欲も再燃した頃にコンパクトなプリンターの存在を知り購入。

以降、そのプリンターを使って昔に撮った写真等を中心にプリントして楽しんでいました。

そして、清水の舞台から転げ落ちた衝撃でうっかりGFXを手にしてから、さらにプリントに興味が湧き、どうせならちゃんとに飾ろうと地元のホームセンターでボードを買ってきて壁に貼り付けて写真スペースを作りました。


(写真の貼り付け方の雑さは目をつぶってくださいw)

そこにプリントをひと通り飾ってみてあらためて思うことは、「飾る」って大事だなと。

今まではプリントして少し眺めたらファイルにしまっていたのですが、壁に飾っていつでも自分の撮った写真を眺められるのはやっぱりいいですね。

そして、ちゃんとに飾って眺めてみると、X-T2ってやっぱりいいカメラだったなぁと。

それにElmar 5cm F2.8とかSummaron 3.5cm F3.5とかもプリントしてみると本当にいいレンズだよなぁと。

ただ、エルマーにしてもズマロンにしてもうちの個体は写りがとてもいいレンズではありますが、単純に写りのよしあしで判断したら現代のレンズの方がいいわけで。

そして、写りがいいだけに逆にオールドレンズならではの個性も少なく、焦点距離的にも手持ちのレンズの中では渋滞して出番も少なく防湿庫の肥やし状態でした。

しかし、X-T2に装着したエルマー5cmF2.8とズマロンの昔に撮った写真のプリントを見ると雰囲気がとてもよくて。

エルマー5cmF2.8のやわらかい写りはプリントで見るとカラーもモノクロも雰囲気はいいし、ズマロンのモノクロの描写力はさすがだなと。

エルマー5cmF2.8はもう手元にはありませんが、いいレンズでした。

あとは、今さらながらあらためて思うのは、フィルムの雰囲気ってやっぱりいいですね。

昨今のフィルムの値段の高騰ぶりにはフィルム欲も萎えますが、プリントしてみるとあらためてフィルムの良さを感じます。

デジタル化してのインクジェットでのプリントではありますが、それでもモノクロのフィルムならではの粒状感だったり、写真の雰囲気だったりは惹かれるものがあります。

自分は写真集をみるのも好きなので昔から色々な写真集を買ってはいますが、自分で撮った写真をプリントして眺めるのはそれとはまた違った楽しさがありますね。

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