アナウンス通りに18日にファームウェア更新が来た。
X-T1やX-E2にはクラシッククロームが乗ったらしいがX-Pro1のファームウェアは「AF+MF微調整」のみ。
で、この「AF+MF微調整」は、AFモードでも最後にMFで追い込めますよって機能なのですが、そのMF微調整時にX-Pro1では拡大表示がされない…。
拡大表示に対応しているのはX-T1のみだそうだ。
正直、拡大表示が出来ないと追い込んでピントを合わせることが出来ない。
ピーキングをオンにしておけば、なんとなくはわかるけど。
元々、MFモードでもAFL/AEL ボタンでAFが効くし、こちらは拡大機能があるし。
AFL/AEL ボタンは少々押しにくい位置にありますが、個人的にはこちらの方が実用性高い。
まぁ、発売から2年以上経過した機種ですし、奥歯を噛み締めながら使っていけば問題ないですね(笑)
それにAF+MFだと、シャッターを半押しでの操作なのでピントを微調整中に誤って押してしまったり離してしまうこともあるし、これに拡大機能がついたとしてもX-Pro1のボタン配置だと更に押しにくいかも。
なので、従来通りMFでAF機能を駆使したほうが使いやすい。
それに自分の場合、基本的にはライカのオールドレンズやツァイスのMFレンズの使用率が高いし、XF35mmは基本的にAFでバシバシ撮っていてMFで追い込む頻度も低いし、今のままでも十分っちゃ十分です。
何よりも、「クラシッククローム」がX-Pro1に乗らない時点でもう諦めているのでどうでもいいのですが(笑)
ただ、自分は長い事このX-Pro1を使ってるからいいのですが、新しくX-Pro1を新品で購入した人は残念感が強いだろうし、クラシッククロームとか搭載されていないことで買うのを躊躇する人もいるんじゃないかと勝手に思っちゃいます。
発売当時は「フラッグシップ」と謳われ、現在でも「現行機種」であるX-Pro1の扱いがこんな感じと言うことは、X-Pro2の登場が近いのかもしれませんね。
【追記】
厳密に言う「フォーカスチェック」機能はX-Pro1に元々備わっていません。
X-Pro1の場合はMFモードでコマンドダイヤルをプッシュすると拡大表示され、更にコマンドダイヤルを左右に動かすと拡大倍率が変わります。
一方、X100Sには「フォーカスチェック」機能があり、これをオンにするとピントリングを動かすと自動で拡大表示され、シャッターを半押しすると全体像に戻ります。
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