YASHICA ELECTRO35GX Kodak Super Gold 400
ご縁があり我が家にやってきた(頂いた)、ヤシカのELECTRO 35 GXと言う1970年代中頃のカメラ。
iPhone 5s VSCO Cam
カラーヤシノンレンズ、流石ですね。
露出判定もお見事で。
チマチマと単体露出計を使ってるのが悲しくなります(笑)
カラーの写りが良いとの評判ですが、カラーの写りが良いならモノクロもいいだろうなぁと思い、カラー&モノクロで撮ってから現像に出そうと思いましたが、まったりとパチパチ撮ってる最中に先代のMac mini氏が天に召されて、買い替えやらデータ移動やらバタバタして尚且つ、写欲もサクッと落ちたので(笑)、結局カラーの1本だけで現像に出した。
エレクトロさんのファインダーを覗きながら、改めて40mmって使いやすい画角だなぁと。
「あ、ここで1枚」って思った時にファインダーを覗くと、ピタリと思い通りにブライトフレームに収まるのが40mm。
50mmだとちょっと窮屈で後ずさり、35mmだとちょっと広くて前に1,2歩出るようなシーンでパシッとはまる。
そんな画角が40mm。
35mmや50mmの「ちょっと…」な画角も好きですし、その「ちょっと…」があるおかげで35mmと50mmを付け替える楽しさもあるわけで。
と、自分に言い聞かせていましたが、やはりイイ塩梅の画角だ、40mmは(笑)
あと、絞りだけ決めて露出をカメラに任せて撮るのも、気分的に楽で良い。
心を軽やかにして撮れる(笑)
(大雑把な調節はありますが)
ローライ35氏も同じ40mmだけれど、ローライは露出と目測で頭が一杯であまり「40mm」と言う画角を意識していなかったなと、改めて思った。
大雑把な露出で絞りを絞って、もっと気楽にシャッターを切れば良いんですけどね、本当は。
で、ヤシカさんの記念すべき1枚目は、「露出を気にしなくて良いから楽だ~」って思いながらファインダーを覗いてシャッターを押したら、二重像を合わせるのを忘れていた(爆)
X100Sの感覚になってた…。
出来上がったやつを確認したらちゃんとに写ってましたけど(笑)
このエレクトロ君が我が家にやって来て、色々とググってたどり着いたこの動画。
こちらの方のちょっと独特で軽快なしゃべり口調とクラカメに対する愛情、豊富な知識、時折ぶっ込んでくるボケにすっかり魅了され、片っ端からこの人の動画を毎晩見てたら先代のMac miniが死んだ(爆)
もうね、この人のしゃべりはホント面白いんです(笑)
「毎日元気に死んでいく受光素子」とか、
七色仮面が放送されていた時代のカメラを説明している時に、「七色仮面と言う名前なのですが、不思議なことに放送は白黒なんです」と真面目な口調で言った時は思わず飲んでたお茶を吹き出しました(笑)
あとは当時のカメラ技術者の裏事情とか経営状態とかエライ詳しくて「何者だ?」と思いながら見てしまいます(笑)
そんな感じで面白いけど博識な方のクラカメ紹介動画、先代のMac miniでは常にCPUもGPUも70度超えでしたが、Mac mini 2014 冬物語仕様では、この動画を見ても40度くらいでグラボは30度台前半で涼しい顔をしています(笑)
そんなこんなで楽しいカメラです、YASHICA ELECTRO35GX。
ありがとうございました、majinさん。
コメント
連投、、
ELECTRO35GX Kodak Super Gold 400の組み合わせ良いでしょ?
感じの良い昭和感が出ますよね
しかも、 30年以上前の国産ハイスピードレンズの性能の高さに驚きませんか?
ヤシカのレンズ、正確には富岡光学製のレンズですが、、今の時代でも充分いけるクオリティーだと思います。
モノクロ、しかも低ASAでの描写はライカとまでは言いませんが国産では飛び抜けていると僕は思います。
これにハマって無印35の45mmモノクロコーティング、35GT系の45mmカラーコーティング、CC系35mmの
newカラーコーティングと手に入れる毎にハマりまくりましたとさ、、
ただし、完動品の少なさに故に正しい評価がされず、ゴミ扱いされているエレクトロを忍びなく思い保護しま
くり、、、手探りで修理を始め縁あって同シリーズの開発関係者と出会い色々教えて貰いながら修理技術を
会得して行きました、、電子カメラですので完全に再生するのはちょいと敷居が高く基板の劣化や部品の劣化
も多数あるので部品取り用のジャンクも集め、、、パーツのストックを充実させてとか、、
一時は自室が殆どレストアショップと化してました。
シャッタースピード測定器のキットを組み立てるのは流石に結構骨が折れましたし、、
まぁコパルのレンズシャッターは耐久性は頗る高いのでガバナーの調整と高速側のテンションで大体最高速
1/500から1秒までだいぶ正確に調整可能ですし、レンズは絶品、絞りもナイスな感じですので上手く調整
が出来た機体は新品時とほぼ同じ性能を取り戻せると思います。
またCdS露出計が正確な値を出してくれる事がこのEE露出カメラの肝ですので測定してなるべく正確な値を
出すパーツを選別したり、、裏技もありますが、、そのためにオシロを買って帰ったときは毎度ながら嫁に激怒されましたが(笑
そして、とうとう完全OHの技術と環境を得ましたとね、、
それからは、、いったい何台再生したんだろう???
、、、だいぶ里子に出しましたが、、未だに在庫多数です(笑い)
近いうちに主さんに35GTでも送りましょうかね(笑
majinさん、
いやぁ、35GXの描写、いいですね。
Kodakとの相性も抜群です。
カラーフィルムのこのなんとも言えない懐かしさがたまりません。
30〜40年前の国産の技術力の高さをまざまざと見せつけられました。
その時代にF1.7とか付けてくるんですものね、すごいです。
確かに機械式と違って電子制御なカメラだと時とともに完動品は少なくなりますよね。
今じゃ見かけないですが、昔はヨドバシのジャンクカゴにこの時代のカメラが沢山転がっていたし、今でもフジヤに行くと入り口わきのカゴに山積みですしね。
>CdS露出計が正確な値を出してくれる事がこのEE露出カメラの肝
ホント、このカメラの露出判定能力には脱帽です。なので、Cdsさんが劣化しないことを願うばかりです。
オシロ…電子工作用の…その手の摩訶不思議な機器が家にあったら奥様も激怒しますね(笑)
ただ、個人的にはとても共感できます、目測カメラ用にレーザー計測器を買っちまう自分なら(笑)
>とうとう完全OHの技術と環境を得ました
すごすぎです(笑)
そのうち、ライカのM3に電子部品をスワップしてデジタルライカM3とかも出来そうですよね(笑)