ふらっと寄った本屋でたまたま手に取った本、
「木村伊兵衛の眼」
を、読み終えた。
本を読む前に「木村伊兵衛の13万コマ・よみがえる昭和の記憶」と言う映像を見ていたので、本の中に出てくる数々の有名な写真については背景を理解しながら見ることが出来た。
また、カメラや服、帽子など、木村伊兵衛さんの愛用品の写真もとても興味深いものでした。
本を読み終えて「木村伊兵衛」と言う人の「人となり」が何となくわかったような気がする。
Leicaの神様、スナップの達人、和製ブレッソン等々、数々の称号を与えられた木村伊兵衛さん。
お洒落で良い物を粋に着こなしLeicaで時代を切り取る。
写真の意味とか、時代背景とか細かいことは考えずに、木村伊兵衛と言う人は純粋にかっこいい人だと思いました。
撮ろうと思えば魅せる写真は撮れるけど、あえて普通の写真を撮る。
しかも、だれでも撮れそうな感じの普通の写真を。
しかし、本当は誰にも撮れない普通じゃない写真。
写真って本当に面白いなと。
この本も気になります
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