FUJIFILM X-Pro1 + XF 35mm F1.4 R
あまり作例が出てこないですね、FUJIFILMのX100S。
使用中のプロの方々からは絶賛の声が多数上がっていますが。
私が量販店でいじり倒しての感想は、とにかく撮るのが楽しいだろうなと。
OVFを覗きながらレスポンスよく撮るには最高のカメラでは無いでしょうか。
鞄にサクッと入れられるサイズで薄いカメラって良いですよね。
X100SのレンズはX100の頃から少し独特なレンズらしいので巨大価格掲示板でも酷評するひとが多いみたいですが…。
特にX100Sの開放での独特な描写が賛否両論のようで。
私も量販店でいじってるときには「なんだこりゃ?」って思いました。(笑)
でもX100の情報を色々調べるとどうやらレンズの特性のようだと。
最近のパッキパッキに写るカメラの写真を見慣れた人なら、X100やX100Sのような開放近辺のソフト描写は違和感を感じますよね。
私もそうでした。
しかし、X100の開発ストーリーを公式サイトで読んでレンズの特性を理解し、フォトヨドバシでのkさんのX100のレビューを読んで、色々と納得しました。
(X100S関連の情報は無いのでX100の記事を読んで情報収集)
まず、APS-CセンサーでコンパクトなボディにF値2.0の薄いレンズを装着する技術的な問題。
で、換算35mmという画角で一番使用頻度が多いであろう2段以上しぼったf値に解像度のピークを持ってくるようにと。
確かに35mmと50mmレンズを持って撮影に出かけると、35mmは少し絞って引きの画、50mmは開放よりでちょっと寄ってボカしてって撮り方が一番多かったですし。
私の持ってるレンズはNIKKORの35mmF2Dなので、ボケをいかそうとするとかなり寄らなければならず、すると画角てきにバランスがおかしくなる。
ボカしたいときは50mmだな…と思いながら撮ってましたし。
また、X100はレンズっぽいレンズってPY(フォトヨドバシ)のKさんは言ってました。
最先端レンズのような逆光に強いレンズとは違い個性のあるレンズだと。
そのレンズの「味」を善とするか悪とするか。
そこが評価の分かれ道な気がしますね。
X100Sの画は解像していない等の意見もチラホラと見かけますが、Flickrに上がってる数少ない作例を拝見させて頂いて、一番大きなサイズで確認するとちゃんとに解像していると私の目には映ります。
(f値5.6あたりの遠景の写真ですが)
奥の方の景色までしっかり描写されていて、さすがだなぁと思いました。
また、f2.8あたりはちょっとソフトな描写なのでぼやけて解像していないように見えますが、しっかりと芯はあると思います。
ソフトorカリカリの描写は好みの問題なので、カメラ内の設定でシャープを少し強くすればまた印象も変わる気がします。
私の使ってるX-Pro1でも通常はデフォルトの設定ですが、設定をいじるとかなり雰囲気は変わりますし。
ま、X-Pro1やXFレンズは元々パリッとした描写ではありますが。
と、ダラダラとX100Sを持ってもいないのにあーだこーだと書きましたが、あくまで私個人の独断と偏見にまみれにまみれた意見ですので、その辺はどうかご勘弁願います。
ま、何が言いたいのかと言うと、「楽しそうなカメラだなぁX100S」って事です(笑)
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