この「X-Pro1 WORLD」という本、カメラライフ(CL)Vol.13でX-Pro1の特集があるので買いに行った時に見つけて買った。
まだカメラを買う前でこの2冊は食い入るように見まくった(笑)
とくにX-Pro1 WORLDはX-Pro1を買うにあたりとても参考になった本です。
いまでもちょくちょく読んでます。
で、この本についてある動物写真家の方がブログで小言を書かれています。
そのかたはこのX-Pro1を仕事で使い倒している方なので思い入れも強いと思います。
「巻頭の口絵グラビアについて、ほとんどがチョロスナ(チョロと撮ったスナップ)ばかりで、このカメラの特性をあまり出し切れていない。」
…との事。
「ほとんどコンデジの作例そのもの」だそうです…。
たしかに、このカメラのすばらしいボケ具合から来る被写体が浮き上がるような立体的な写真はありませんでしたね。
この、浮き上がるとか立体的って表現は人によっては錯覚という人もいるので、個人個人の感性の問題なのかもしれませんが、私にはこの立体感がこのカメラ購入の決め手でした。
FlickerやX-Pro1ユーザーさんのいくつもの作例を見てすっかり虜になりました。
なので、そういった写真があっても良かったのかなぁ〜と。
でも、なぎら健壱さんのスナップは私がこのカメラを買ってからの使い方を想像させてくれるイイ写真だったと思うのですけど…。
また、この写真家の方は「本格的なスタジオレポート、静物撮影、本格的に自然に向き合った風景など、本当のプロの仕事で実用になるX-Pro1の姿をみせて欲しかった」とも書かれています。
う〜ん、まず、この本はプロをターゲットにしてないと思うし、このカメラを買う人が上記のシーンにどれだけ常用するのかってのが疑問ではありますが、折角の巻頭だからこそ、このX-Pro1の良さがわかり、購入見込み者の心をわしづかみにする写真を載せやがれ!って言いたかったのでしょうね。
考えは人それぞれだとは思いますが全体的にはこの本は良いと思います。
〜上記引用元〜
http://reiohara.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/x-pro1-world.html
小原玲のブログ
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【追記】
上記の写真家さんが言いたかった事はこう言うことかもしれませんね。
このYouTubeの動画を見たら、スナップだけで無く自然に向き合うのも面白い気がしてきました。
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