X-Pro1の撮影間隔（タイムラグ）の動画を撮ってみた！

新発売のFUJIFILM X-E1を量販店で試し撮りした時に、ブラックアウトと言うか、撮影間隔と言うかシャッターを切った後のタイムラグが長かったので、X-Pro1で実験してみました。

X-E1を量販店で試し撮りした時はSDカードが入っていない状態で、シャッターを切る度に「SDがありませんぜ」と警告表示があったのでそのせいでブラックアウトの時間が長いと思っていた。

我が家のX-Pro1君はシャッターを切った直度に撮影画像を表示するように設定しているが、展示機ではSDカードが無いので、その分がブラックアウトしているのかなと。

でもあちこちの書き込みを見ると上記のパターンとは別に撮影間隔がやけに長いような書き込みをチラホラと見かけるので、試しにうちのペケプロ君の撮影間隔を動画におさめてみました。

撮影間隔は最短で0.7秒らしいのですが、その0.7秒ってのが具体的になかなか分からないと思うので以下の動画を見てこんな感じかぁーと思って頂ければ、これ幸いです。

この0.7秒が長いと思うか、短いと思うかは…あなた次第…です　（￣ー＋￣）b 。

テスト機：X-Pro1
テストレンズ：XF 35mm F1.4
SDカード：SanDisk Extreme Class10 30MB/s 8GB
記録設定：RAW+jpeg FINEモード　画像サイズは最大

まずは撮影間隔 その１（背面液晶にて）

こちらは設定で撮影画像をオフにした場合。
（シャッターを切った直度に撮影画像が表示されない設定）
GRDによるマクロ撮影なのでブラックアウト時の微細な繊維埃が目立ちますがご了承下さい。

つぎは、X-Pro1の撮影間隔 ２ （ファインダーのOVFからの映像）

動画の最初と最後は確認用にEVFに切り替えています。

被写体までの距離が約60センチなので、換算50mmレンズだと結構なパララックスが生じます。
なのでまずはEVFでフォーカスポイントを合わせてからOVFに切り替えています。

ピンさえ合わせておけばブラックアウトも無くサクサク撮れるのがこのOVFの魅力ですよね。
広角レンズで置きピンや絞り込んで使うときにはこのOVFはイイですよね。

余談ですが、上記の動画を見てもらうとわかりますが、OVF時に真ん中のフォーカスポイントが見事にズレていますよね。
シャッター半押しでフレームが補正された状態でもズレています。
これがパララックスマジックです（笑）
OVF上は合って無いように見えますが、この状態でもフォーカスポイントは白いデンタルフロスのケースに来ています。

このクセをつかまないともれなくピンぼけ量産キャンペーンになります。
（中〜近距離で被写界深度が浅い時は）

つぎは、X-Pro1の撮影間隔 ３（ファインダーのEVFからの映像）

X-E1との比較では最初の動画とこれが一番気になるところだと思います。
とくにX-E1の売りであるEVFを多様する方ならここでの塩梅ですよね。
たぶん、このブラックアウトの時間がFUJIFILMの公式で書かれている撮影間隔 最短0.7秒だと思うのですが…。

私的には全然問題無い撮影間隔ですが、人によっては遅すぎるのかもしれません。
まあ、AFのフォーカスも速くは無いので、フォーカス＋レリーズ＋撮影間隔をひとくくりで見たら、遅いのかもしれませんね。
この辺の感覚は人それぞれだし、撮影スタンスにもよるとは思います。

最後は、X-Pro1の撮影間隔 ４（EVF＋OVF）

こちらは設定で撮影画像を「オン」にした場合。
シャッターを切った直後に1.5秒ほど撮影画像が表示されます。
（この時間は他に３秒と連続表示があります）
ファインダー内の映像。
最初の三回はEVFモードで、そのあとにOVFに切り替えてシャッターを切っています。

普段、私は撮影画像をオンにしているので、EVFだろうとOVFであろうと背面液晶であろうと、撮影後に1.5秒ほど撮った画像が表示されます。

私にとっては、これが丁度イイ撮影の「間」になります。
この1.5秒でぶれてないかピンは来てるか等をサッと確認します。
怪しいときは背面液晶で拡大して再確認と。
X-Pro1は背面液晶がキレイなので確認しやすくてイイ感じです。

まぁ、OVFで撮ってると、OVFのフレームは0.6倍（APS-Cだから実際はさらに低いのかも）なので、シャッターを切った直後に等倍の画像がドンと少々アップで表示されると最初のうちは「うわっ」てなりましたけど（笑）

以上がX-Pro1の撮影間隔（タイムラグ）の動画になります。
このX-Pro1の撮影間隔の間をひとつの指標としてX-E1の撮影間隔が短いのか長いのか、はたまた同じなのかを判断して頂ければと思います。